ウールのマフラーの手入れ
はじめに
ウールのマフラーの手入れは難しい。
ウールというものは水分と熱そして圧力で変形し変質するものだからだ。きちんと織られたウールが間違ってフェルト状になってしまったらもう戻らない。
しかしマフラーは首元に巻き付けるもので、冬場の首元なんてちょっとしたら汗をかいて蒸してしまいうっかりこすってしまうものだからだ。
ダメージをおったウールのマフラーをこまめに手入れして、ずっと良い状態のまま使うにはどうしたらよいだろう?
前提
この手の身につける自然素材の装身具を大事に使うには必ず複数持つことが勧められる。革靴は二足以上、革手袋も二双以上が基本なのと同様だ。
道具
ウールのマフラーを綺麗に使っていくには、二つの道具が必要になる。マフラーに限らずウールの衣類の手入れには必須だろう。
- ブラシ
- スチーム機能付きアイロン
ブラシは、もっているウールの素材にあったものを揃えておくこと。私が愛用しているのは江戸家のウール用とカシミヤ用だ。
- 出版社/メーカー: 江戸屋
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運用
ウールのマフラーを使い終わったら、必ずブラシをかけること。
皺になったり、臭いがうつったりしたら、スチーム機能付きのアイロンでスチームをかけつつブラッシングすること。根気づよくやれば皺は伸びるし、臭いも落ちます。
さいごに
なんて面倒なんだろう。だいたい服の手入れは、帰宅後にすぐにダラリとしたい欲望を許してくれない。
しかし、お気に入りのマフラーは長く使いたいので、面倒だなあと思うけれども、こまめに手入れして気持ちよく使おう。