備忘録

本の中の食べ物や日々の道具などについて書いたり消したり直したり

2014-01-01から1年間の記事一覧

ワイシャツの襟の黄ばみをどうにかする

ワイシャツ(ドレスシャツ?)はクリーニング店に出すのではなくて自分で洗ってアイロンかけて運用したい。ついでに襟の黄ばみは綺麗に取りたい。 これに長らく悩んでいたのだけれど解決方法は簡単だった。 単に「シミ抜き洗剤」を使えばいいだけの話。 適量…

屑肉パイ(イギリスのある女中の生涯)

女中として過ごしたウィニフレッド・グレース夫人の人生の記録についての本。 イギリスのある女中の生涯作者: シルヴィアマーロウ,Sylvia Marlow,徳岡孝夫出版社/メーカー: 草思社発売日: 1994/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブロ…

SQLのコーディングスタイル

はじめに プログラミング言語でソースの書き方にこだわりについての話題って良く見る。 メジャーどころは字下げスタイルあたりだろう。Wikipediaに記事があるくらいにメジャー。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%97%E4%B8%8B%E3%81%92%E3%82%B9%E3%82%B…

飯のうえに見たことのない黄金色のソース(波のうえの魔術師)

老人と青年版「マイフェアレディ」なのかな?序盤の老人と青年をみていると、魔女に変身させてもらったシンデレラを見ているような快楽がある。 この話の中で、一番ぐっときてしまったのが老人の少年時代のエピソードだった。そこに出てくるカレーライスもと…

キュケオーン(ホメーロスの諸神讃歌)

「デーメーテール讃歌」といえば、ペルセフォネーがハーデースに攫われる話だという印象が強かったけれど、読んでみると、娘を捜して放浪してるデーメーテールのパートがけっこうある。 その娘探索中のデーメーテールが所望したキュケオーンというなじみのな…

ママレード(くまのパディントン)

「暗黒の地ペルーからきた密航者」というフレーズが衝撃的すぎて、児童文学っていいね、と久しぶりに思いましたよ。 スーツケースひとつで密航してきたクマの無邪気な態度が、愉快すぎていい。この作品もいちいち美味しそうなものが多いけどまずは、これ。 …

油揚げ、甘辛く煮て(つむじ風食堂の夜)

油揚げが好きだ。 でも厚揚げだって好きだし、当然豆腐も好きだし、ついでにオカラも好きだ。 大豆製品、大体好きなんじゃないのって思うところもあるけど、なぜか特別に油揚げが好きだ。 「つむじ風食堂の夜」に出て来るさりげない油揚げ料理がまた美味しそ…

ペン先のインクが乾いてかけなくなった万年筆のリカバリー

万年筆を高校か大学の入学祝いにもらったのに、さほど有効活用しないままペン先を乾かしてしまいもうかけなくなったのかと破棄してしまった事がある。 もったいない。 やっと万年筆の扱い方を覚えたのは社会人になってからだった。 初心者用としてペリカーノ…

ベーコン・エッグズ(キャッチャー・イン・ザ・ライ)

ある程度歳をとってしまってから読んだので、何も感じられないかと思っていたけのだけれど、楽しめた。 このお話の中で朝食について面白いなあと思った部分がある。 キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)作者: J.D.サリンジャー,J.D…

靴(黄金狂時代)

子供の頃の記憶なので最初にどのように見たのか曖昧なまま作品名も調べられないまま、旨そうだと思っていたものがあった。 それは、煮た靴だった。 飢餓状態で靴を煮て、これを旨そうに喰うヒゲの男がチャールズ・チャップリンで、その映画の名前が「黄金狂…

セスピアン(すぐそこの遠い場所)

この誘惑されるデザートが出てきたのは二つで一セットの本だった。 最初に私が手に取った本は、ちくま文庫「クラウド・コレクター」。語り手の祖父の残した数冊の古い手帖にまつわる物語だった。 新版 クラウド・コレクター (ちくま文庫)作者: クラフト・エ…

スペイン風オムレツ(パリ仕込みお料理ノート)

オムレツはシンプルで混ぜ物が無い方が好み。たまごがとろとろで、バターの香りがして程よい塩加減のが一番。だけれど、 パリ仕込みお料理ノート (文春文庫 (307‐1))作者: 石井好子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 1983/05メディア: 文庫購入: 1人 クリッ…

ビューを調査する(oracle)

はじめに Oracleで便利なビューが沢山あると楽だけど、謎のノウハウやら得体の知れない仕様を詰め込まれたビューを引き継いだ場合はなかなか厄介だ。 ファンクション、プロシージャ、トリガーよりすこし癖のある調査が必要となるビューの調査方法について備…

名前のわからない食べ物(アライバル)

移民のお話のはず。台詞は一言も無い絵本だった。とある男が妻子を残して異国に旅立つ。詳しく説明するよりは読んだ方がいい本だろう。 アライバル作者: ショーン・タン,小林美幸出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2011/03/16メディア: 大型本購入: 5人 …