備忘録

本の中の食べ物や日々の道具などについて書いたり消したり直したり

ベーコン・エッグズ(キャッチャー・イン・ザ・ライ)

 ある程度歳をとってしまってから読んだので、何も感じられないかと思っていたけのだけれど、楽しめた。

 このお話の中で朝食について面白いなあと思った部分がある。

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)

自分がベーコン・エッグズなんかを食べてるときに、ほかの誰がかトーストとコーヒーだけだったりすると、なんかいやな気がするんだよ。

(白水社「キャッチャー・イン・ザ・ライ」P186より)

 主人公の朝食はP182で「オレンジジュース、ベーコン・エッグズ、トーストとコーヒー」と詳細にある。

 いつもはオレンジジュースのみだし、外食するときは「だいたいスイス・チーズのサンドイッチを食べて、麦芽乳を飲む」とある。

 ベーコン・エッグズ分のいやな気分。

 食べ物に限らず細かくアイテムをつかって書かれる価値観の微妙な差分が面白い。 

 

 ところでコレに何度か「ベオウルフ」が出てきて、これは日本だとどの古典の位置に当るのだろう?

ベーオウルフ―中世イギリス英雄叙事詩 (岩波文庫)

ベーオウルフ―中世イギリス英雄叙事詩 (岩波文庫)

 

 

 

広告を非表示にする