備忘録

本の中の食べ物や日々の道具などについて書いたり消したり直したり

片付けと掃除のために必要なこと

はじめに

掃除と片付けについて考えることにする。まずは掃除と片付けはきれいな部屋にするためにあるものと仮定しておく。

きれいな部屋とは?

きれいな部屋=「清潔で秩序のある状態」とする。この状態を保つため、掃除と片付けを行う。

「片付け」と「掃除」とは?

片付けと掃除、それぞれの定義を見直すことにする。

【片付け】散らかっているものを整理すること
 = 秩序をもたらすルーチンワーク・運用

【掃除】掃いたりふいたりして、ごみや汚れをなしくてきれいにすること
 = 清潔のためのシステム・メンテナンス

この定義だと汚部屋とは片付け(運用)と掃除(メンテナンス)が滞り破綻した状態となる。

では運用とメンテナンスが滞ってしまうのは何故か?「暮らしのシステム構築」が失敗しているからである。

暮らしのシステム構築

では「暮らしのシステム構築」とはなにか?以下の定義を追加する。

  • 部屋作り =暮らしのシステム構築

そう、散らかった汚れた部屋を作るのは失敗した部屋作りのせいだということになる。

どのように部屋作りするか?

まず部屋作り(システム構築)は片付け(運用)しやすく掃除(メンテナンス)しやすいように考える。

「使ったものをもとの場所に戻す」のが片付けならば「どこに戻すか定位置を決める」のが部屋作りであり、「場所を拭いたり掃いたりする」のが掃除ならば「拭いたり掃いたりしやすい場所にする」のが部屋作りである。

そして部屋作りするために、どのような片付け・掃除を行うかを意識していなければならない。
 
例えばまったくゴミのでない部屋に大きなゴミ箱を置く必要ないし、ゴミが多く出るところでゴミ箱が小さかったりなかったりするような部屋作りをしてはならない。

さいごに

状況にあった片付けと掃除の作業の洗い出しをして見直ししそれぞれの作業がしやすい状況をつくりだすことが効率的な部屋作りである。つまり、

  1. 片付けと掃除の作業を洗い出すこと
  2. 片付けと掃除の作業がしやすい状況をつくりだすこと

 この二つが片付けと掃除のために必要なことになる。