ウェルシュ・ラビット(三匹のめくらのねずみ)
子供の頃、アガサクリスティの描く食事の風景が、美味しそうで大好きだった。
しかし、大体がどんな料理か全然想像できない。
でも、最近は画像検索ができるお陰で、やっと分かるようになった。
「ウェルシュ・ラビット」もやっと分かった料理の一つだ。
「ウェルシュ・ラビット」は「三匹のめくらのねずみ」に出てくるこれだ。
クリスティ短編全集 (3) 二十四羽の黒ツグミ (創元推理文庫)
- 作者: アガサ・クリスティ,宇野利泰
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1992/01
- メディア: 文庫
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「ウェルシュ・ラビットをつくるの。パンにマッシュ・ポテト、それに、チーズを少し溶かしてかけると、その名のものができるのよ」
丸パンにマッシュ・ポテトを盛ってウサギに見立てたパンかと誤解していたけど、どうやらチーズトーストらしい。
ビールでチーズを溶かしてパンにかける料理だ。
でも「三匹のめくらのねずみ」で使われていたマッシュ・ポテトが材料に見当たらない。
おや、どういうことだろう?
http://en.wikipedia.org/wiki/Welsh_rarebit
ビールを利用していることにも驚いたけれど、マッシュ・ポテトはどこにいったものか?
やっぱり異国の食べ物はわからない。
2017年4月11日追記
英国大使館がクックパッドにアップしてる「ウェリシュ・レアビット」のレシピを見つけたので参考までに。
cookpad.com
しかし、こちらもマッシュ・ポテトなんて使ってないレシピだった。