備忘録

本の中の食べ物や日々の道具などについて書いたり消したり直したり

ウェルシュ・ラビット(三匹のめくらのねずみ)

子供の頃、アガサクリスティの描く食事の風景が、美味しそうで大好きだった。
しかし、大体がどんな料理か全然想像できない。
 
でも、最近は画像検索ができるお陰で、やっと分かるようになった。
ウェルシュ・ラビット」もやっと分かった料理の一つだ。
ウェルシュ・ラビット」は「三匹のめくらのねずみ」に出てくるこれだ。

ウェルシュ・ラビットをつくるの。パンにマッシュ・ポテト、それに、チーズを少し溶かしてかけると、その名のものができるのよ」

創元推理文庫「二十四話の黒ツグミ」P16より)

丸パンにマッシュ・ポテトを盛ってウサギに見立てたパンかと誤解していたけど、どうやらチーズトーストらしい。
ビールでチーズを溶かしてパンにかける料理だ。
でも「三匹のめくらのねずみ」で使われていたマッシュ・ポテトが材料に見当たらない。
おや、どういうことだろう?

http://en.wikipedia.org/wiki/Welsh_rarebit


ビールを利用していることにも驚いたけれど、マッシュ・ポテトはどこにいったものか?
やっぱり異国の食べ物はわからない。

2017年4月11日追記
英国大使館がクックパッドにアップしてる「ウェリシュ・レアビット」のレシピを見つけたので参考までに。
cookpad.com

しかし、こちらもマッシュ・ポテトなんて使ってないレシピだった。