備忘録

本の中の食べ物や日々の道具などについて書いたり消したり直したり

筍となめ茸の炊き込みご飯、里芋の煮っ転がし(とらドラ!)

 同じ本を何度も読み返すのが好きなので久しぶりに「とらドラ!」をまた読み返したら、やっぱり例のごとく高校生男子とはおもえない手際とメニューでびっくりした。

 炊き込みご飯に里芋の煮っ転がし(すごく茶色い…)?美味しいのは確実だろうけど高校生男児が?

 チャーハンも圧倒的なんだけど、こちらも地味にすごい。同じ一巻になんでこんなにつまってるの……。

 米を研ぎ、水を入れる前に酒、醤油、みりんを適当に注ぎ込む。コンブをハサミで切って放り込み、水煮タケノコと瓶なめたけをありったけ投入。水加減をしてスイッチを入れれば、それで終わりだ。あとは炊けるのを待つだけでいい。
 そして神技的速度で里芋の皮をむき、鍋に煮立たせた少なめの湯の中に放り込む。そのまままな板、包丁を洗い、流しのゴミを片付け終わると、湯が減って放り込んだ里芋の頭が見えてきている。そこにザラメ、みりん、酒、醤油、顆粒ダシ、麺つゆを目分量で入れ、放っておくだけだ。弱火で焦がさないようにギリギリの時間まで煮ていれば、自然とつゆは煮詰まって、煮っ転がしになっている。正式な作り方など調べたこともないが、いつもこれでおいしいのだ。

電撃文庫とらドラ!」P92より)

 そしてまたもや調理中に手際良く片付けまでしている。顆粒ダシ、麺つゆといった主婦のお手軽調味料もつかっている中にザラメがはいっているところがとても料理上手そう。

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チャーハン(とらドラ!) - 備忘録