備忘録

本の中の食べ物や日々の道具などについて書いたり消したり直したり

肉饅頭(ファウスト第一部)

 岩波文庫ファウスト」第一部で分からない食べ物があった。

ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)

ファウスト〈第一部〉 (岩波文庫)

いつも肉饅頭や葡萄酒でご機嫌をとってさ。

岩波文庫ファウスト」P253より。)

 この場合の「肉饅頭」とは?

 うっかり中華風のを想像してしまうんだけど、これ、なんだろうとおもってレクラム文庫のほうで3555あたりを調べてみた。"Kurtesiert' ihr immer mit Pastetchen unt Wein;"とある。

 Google画像検索でPastetchenを調べると「小型のパイ」がずらっと並んでいる。

https://www.google.co.jp/search?q=pastetchen&tbm=isch

 

 なじみの無いものはその当時の感覚で近しいものに置き換えて理解しやすくするのが翻訳だけど、その当時の感覚と今の感覚のずれがでてくるとまた分かりにくくなってくる。今なら肉入りパイあたりのほうが分かりやすそうな感じがする。最近の翻訳だとまた違うんだろう。

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