肉饅頭(ファウスト第一部)
- 作者: ゲーテ,Goethe,相良守峯
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1958/03/05
- メディア: 文庫
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いつも肉饅頭や葡萄酒でご機嫌をとってさ。
この場合の「肉饅頭」とは?
うっかり中華風のを想像してしまうんだけど、これ、なんだろうとおもってレクラム文庫のほうで3555あたりを調べてみた。"Kurtesiert' ihr immer mit Pastetchen unt Wein;"とある。
Google画像検索でPastetchenを調べると「小型のパイ」がずらっと並んでいる。
https://www.google.co.jp/search?q=pastetchen&tbm=isch
なじみの無いものはその当時の感覚で近しいものに置き換えて理解しやすくするのが翻訳だけど、その当時の感覚と今の感覚のずれがでてくるとまた分かりにくくなってくる。今なら肉入りパイあたりのほうが分かりやすそうな感じがする。最近の翻訳だとまた違うんだろう。