備忘録

本の中の食べ物や日々の道具などについて書いたり消したり直したり

2014-01-19から1日間の記事一覧

芥子飯(御馳走帖)

貧乏な状態での食の話は切実で好きだ。そこまで困窮したこと無くても身につまされてしまうのはなんでだろう。 内田百閒の「芥子飯」を最初に読んだのは、福武文庫「ものづくし」だった。冒頭の部分の価値観から、共感を抱いてしまう。「人の羨む地位を得た後…